「五郎の山だより」をお送りします。
一昨日、槍ヶ岳を見に行ってきました。
肩の小屋に一泊してきたのですが、両日ともに生憎の雨で、穂先が見えたのは夕食時の1回と下山しだしてからの合わせて2回きりで、トータルでも20分程度しかありませんでした。

7/20 この日 最初で最後のお目見えでした。
<本来ならば、アタックすべきなんでしょうが・・・・>
7/20は、普段よりも少し遅めの朝7時過ぎに新穂高登山口を出発し、蒲田川沿いに飛騨沢を詰めるオーソドックスなコースで、山小屋のお釜をカラにしてやろうと昼飯ヌキ(三度のメシより山が好きッ!?)で一気に登ったその心がけが悪かったのか、山頂のガスがきれた瞬間と夕食時間とがちょうど重なってしまい、ここへきて登頂よりも`三度のメシ` を優先させてしまったがために、穂先はこの日二度と顔を見せてくれませんでした(悪いのは普段の心がけ?)。
ガスの切れ間から見下ろせた貴重な景色が、↴

《南方向》 正面に大喰岳、左奥のわずかに見えているのが前穂の北尾根

《東方向》 常念岳と、手前の尾根にヒュッテ西岳 (わかりづらい・・・)
ホテルにお越しになる皆様がご覧になる常念岳を真ウラから
見るとこんな感じです

中央あたりの雪渓が天狗原で、氷河公園もまだ雪のなか....

ほんの一瞬、見通せた槍沢 (赤い屋根は殺生ヒュッテ、と左手前の東鎌尾根
にヒュッテ大槍)
この日の槍ヶ岳山荘の宿泊者数は70名ほど、カイコ棚も下段のみで間に合うくらいでした。
しかし夜が更けるにつれ、雨あしは強くなるばかり。
明日は山頂に立てるかな....
つづきはまた!! 〈五郎〉